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亡くなったペットの遺体を傷ませないようにするためのポイント

横浜や川崎・藤沢にお住まいの方の中にも亡くなったペットの遺体をすぐには火葬できないという悩みを抱えている方がいらっしゃるのではないでしょうか。ペットの遺体は思った以上に傷みが早いため、傷ませないようにするための処置が必要です。今回は亡くなったペットの遺体を傷ませないようにするためのポイントを確認しておきましょう。

息を引き取ってから遺体が傷むまでは早い

大切に飼っていた家族の一員ともいえるペットが亡くなってしまったら、ショックでしばらく何も手につかないという方もいらっしゃるでしょう。しかし、亡くなってしまったペットをそう長くそのままにしておくわけにはいきません。ペットが息を引き取ってから遺体が傷みだすまでの時間は意外と短いためです。

酸素の供給が止まると、体の中にある細胞は動きを止めます。すると免疫力がなくなってしまうため、細菌や菌類が増殖して遺体が傷んでしまうのです。冬の寒い時期ならまだしも、夏のように暑い時期ともなると遺体の傷みはより一層早まります。このことから、ペットが亡くなってしまった場合は、なるべく早く細菌などの増殖を抑える処置を講じなければならないのです。

遺体を冷やしてあげることが重要

細菌などの増殖を抑えるためには、ペットの遺体を冷やすことが重要です。まずは遺体を安置するために、ペットの体よりひと回りくらい大きな段ボール箱などを用意してください。箱の底にはペットシートなどを敷き、ペットの遺体はタオルなどで包んであげるといいでしょう。

保冷剤や氷などをペットの腹部や喉の部分にやさしく当てて冷やします。小型犬や猫など小さなペットの場合は、身体の下に保冷剤や氷を敷いてあげると身体全体を効果的に冷却できます。時間が経つと保冷剤や氷は溶けてしまうため、遺体を傷ませないためにも数時間おきに交換しましょう。

冷却にドライアイスを使用する方法もありますが、ドライアイスは素手で触ると凍傷などを起こす危険があるので注意が必要です。

遺体保管を補助する専用の棺もある

遺体保管が長期にわたる、あるいは気温が高い季節では、保冷剤や氷、ドライアイスなどを使用して遺体を冷却する方法でも限界があるでしょう。

最近は、保冷剤やドライアイスなどを使用しなくても長期間遺体保存できる専用の棺なども登場しています。酸化の原因となる空気に触れないよう完全密閉でき、防腐剤や抗菌剤などの特殊素材を使用した三層構造になっているため、腐敗を遅らせ臭いも完全にシャットアウトできるのが特徴です。このような棺を使用すれば夏場であっても長期間遺体の保存も可能になります。

すぐには火葬できない場合は、できるだけ遺体の痛みを遅らせる工夫をおこなうことが大切です。横浜・川崎・藤沢でペットの遺体についてお悩みなら、湘南福祉サービスにご相談ください。