台風や大雨などの自然災害時にペットの火葬はできる?
2018年11月12日
2018年は台風に地震と天災が続いてしまい、大変な思いをした方も多かったでしょう。災害時には人間だけでなくペットも被災します。犠牲になったペットは火葬が必要になってきますが、果たして非常時にペットの火葬は出来るのでしょうか?
■もしも台風や大雨などの自然災害でペットが亡くなってしまったら
自然災害は人間とっても動物にとっても事前に準備できないものです。特に動物は災害時に亡くなっても、人間のように荼毘にふせることは困難です。また、遺体も時間の経過とともに腐敗していきますし、そのスピードは人間より早いものです。
東日本大震災では福島県だけでも2500匹以上の犬が亡くなりましたが、人間の遺体捜索で手一杯の状況では、ペットの心配をする人に対して白い目を向けられたようです。
東日本大震災のような巨大震災は比較になりませんが、それでも毎年やってくる台風や大雨などの自然災害で犠牲になってしまったペットの扱いは、家族としては何とかしたいものです。
■自然災害時にもペット火葬ができる業者も
実は多くの場合、自然災害時でも火葬することが可能です。もちろん、火葬業者が被災してしまい、その機能がストップしてしまっていないことが条件になります。
まずは火葬業者か霊園、公共の火葬施設などに問い合わせしてみましょう。基本的にこれらの施設では年中無休で問い合わせに対応する窓口が用意されています。すべての業者が自然災害時に対応してくれるわけではありませんので、対応してくれる業者を早期に見つけることが重要です。時間が経つと遺体が腐敗し、周囲に迷惑をかけてしまいます。
いざという時に備えて、周囲の業者の情報を事前に集めておくと良いかもしれません。
■火葬業者に連絡がつかない場合のペットの安置方法
しかし、どうしても火葬業者に連絡がつかない場合もあります。このような緊急時には、平時よりも問い合わせも火葬業者の仕事も多くなることがありえます。
では、そのような場合にペットの遺体をどのように安置すればよいのでしょうか。火葬までの間に安全に遺体安置する方法をご紹介します。
まずは安置するための箱をご用意ください。これは段ボールでも大丈夫ですが、出来る限り丈夫なものをご用意ください。次に新聞紙、バスタオル、シーツ、ビニール袋などです。これは手に入るもので結構です。また、保冷剤があるとベストです。
箱内の下に新聞紙を敷き詰め、その上に保冷剤を数個配置します。その上にバスタオルやシーツで包んだ遺体を乗せます。エアコンや扇風機などで空冷すればよりよい対処になります。
これで遺体が傷むまでの期間を延ばすことができ、火葬までの弔いが行えます。
愛犬や愛猫などペットの火葬のことでお困りになったら信頼のおける業者にご連絡ください。横浜・川崎・藤沢エリアでペットの葬儀を希望される方は、ぜひ一度湘南福祉サービスにご相談ください
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